道の駅に行ってきました。

安平町地域活性化起業人の山本です。
今日は道の駅について話したいと思います。

道の駅ってなに?

 みなさんはそもそも道の駅ってどういったものかご存知でしょうか。
道の駅は『安全で快適に道路を利用するための道路交通環境の提供、地域のにぎわい創出を目的とした施設で、「地域とともにつくる個性豊かなにぎわいの場」を基本コンセプト』「道の駅」公式ホームページより https://www.michi-no-eki.jp/about
に1993年より本格的に設置がされ、現在では全国に1,198駅あり北海道には127駅も存在します。※北海道は現在179市町村あります。

 そのため各駅がそれぞれ地域の特色を活かしながら、観光客の集客など地域の活性化に取り組んでいます。

あびらD51ステーション

 私が住む安平町にも2019年にオープンをした道の駅があります。
それが「あびらD51ステーション」です。オープン後3年で来場者200万人を達成した
人気の道の駅です。

D51ステーションの魅力①
 今でも走れる!?貴重な保存状態のSL機関車D51の年間展示

安平町(旧追分町)は以前は夕張炭鉱から室蘭の港までつながる路線の中継地点でした。機関庫などもあり最盛期は1万人近い人が生活しておりました。機関車の廃車後も旧国鉄職員の方々が守り続けたD51は現在でも走行が可能であるといわれるほど優れた保存状態で管理されています。

D51ステーションの魅力②
 地域のエネルギー溢れる野菜の直売所

 安平町は道内でも有数の有機農家がいる地域となっており、数多くの作物が自然に近い状態で育てられています。また近隣の農家の方々も出店する道の駅の直売所は札幌などからも買いに来る方がいるなど人気ポイントとなっております。

D51ステーションの魅力③
 特色溢れる地域商品の出品

 安平町ではチーズ製品をはじめ、日本酒など地元の商品が多くあります。
それらが一度に選べて購入できるのも道の駅の魅力です。

これからの道の駅

私自身道の駅を40駅近く回ってみたときに感じたことがありました。

一番に感じたのは「誰のための道の駅なのか。」
地域のコミュニティスペースとしての道の駅、地域の購買機能としての道の駅、
国道を利用する長距離運転手向け、観光客向けなどターゲットを誰にするのかを明確にすることが重要です。

二番目はターゲットの合うコンセプトになっているのか。
 取り扱う商品や、食事の種類など提供する品があっているのかは継続的な利用と密接に関係します。

最後に感じたことはレイアウト。
無作為やただ棚に陳列されているだけでなく、取りたくなるようなレイアウトや無機質よりもおしゃれな雰囲気をつくることなどは道の駅の集客に影響を与えると感じた。

直近では美幌峠の道の駅が印象的であったのでまとめてみる。

キャンプ客向けに取り揃えられたレトルトカレー
一度手に取りたくなる商品
観光客価格でも地元の名物を食べたいと思う

 D51ステーションはまだまだ改善の余地があり、今後よりよくなっていく可能性を秘めている。ぜひこれからのあびらD51ステーションに期待して足を運んでみてはいかがでしょうか。