海外コラボ!安平町に海外大学院生きたる!!

 お久しぶりです。起業人山本です。今回のお話は安平町がついに海外進出!?
ワクワクの内容です。

なぜYOUたちは安平町へ?

 どこかで聞いたことのあるフレーズですが…なぜ安平町に海外の大学院生の方々が来ることになったのか。その経緯をまず簡単に話したいと思います。

ご縁が繋ぐ、可能性

 今回来ていただいた方々は、アメリカ カリフォルニア州 ペパーダイン大学の社会人大学院生です。山本の派遣元である㈱ビジネスコンサルタント(以下、BCon)は主に人材育成・組織開発に関するコンサルティング企業で、古くから最新理論の情報収取先として海外にも多数のコネクションを持っておりました。

 そのコネクションの一つである、ペパーダイン大学のクリストファー・ウォーリー博士とのご縁がありました。ウォーリー博士の勤めるペパーダイン大学グラツィアディオ・ビジネス・スクール Master of Science in Organization Development(組織開発科学修士課程)では毎年、修士課程の最終課題として、世界各地の企業、組織のコンサルティングを行っております。BConでは最終実施地である日本において事務局を請け負っております。事務局では受入れ企業の手配などを行っており、今回安平町において最終課題
(フラッシュ・コンサルティング・プロジェクト)の実施をすることとなりました。

コンサルティング当日の集合写真

 

安平町では何をするの?

 今回、安平町では議論を重ねた結果「早来学園」がテーマとなりました。
2023年4月に開校した早来学園、震災を機に小中一貫の義務教育学校としてスタートをきりましたが、この学園の目玉の一つは地域と融和をする学校。地域の方々にも積極的に施設を開放し、学園が地域交流の場となることを目指しております。

 「この早来学園が今後より地域との交流がより深まっていくために何をすべきか」

これが今回のコンサルティングの中心議題となりました。

コンサルティングの様子

 コンサルティングは2泊3日で実施を行いました。場所は主に早来学園まなびおで実施をしました。
 ・関係する方々へのインタビュー
 ・将来の学園、まなびおについてのディスカッション
 ・町に向けての提言
 ・地域との交流企画で 中学生と海外学生の交流(授業参加+給食)

■インタビュー

 インタビューでは保護者、コンシェルジュ、地域の方など様々な方々とインタビューを行い、早来学園に関する印象、懸念点などを話しました。通訳を通してではありますが、プロを目指す学生の方々のお蔭もあり深い内容のインタビューを実施することが出来ました。

インタビューの様子

■将来の学園に関するディスカッション

 ディスカッションではインタビューに参加いただいた方や、それ以外の町民の方々や行政の方にも参加していだたき、それぞれの観点から意見を出していただきました。日頃双方の意見を交換する機会は多くなく、それぞれの意見を知る貴重な機会となりました。

ディスカッションの発表の様子

■町への提言

 実際に2日間のインタビューやディスカッションの調査を元に早来学園の今後についての提案をいただきました。提案には及川町長、田中副町長はじめ、関係各位の方々にご参加いただきました。

発表の様子

 具体的な提案については下記の通りです。

■短期的な施策

■長期的な施策

 実際に提言を受けた町長からは、すぐに実行できることは着手したい。
例えばコーヒーなど飲料の設置については設置に向けた準備をすると発言いただきました。

 短期間ではありましたが、要点を抑えたまとめや将来に向けた提言をいただくことで非常に有意義な時間となりました。今後も継続的に関係性を築いていくことを検討しております。

■地元学生との交流

 プログラムの合間の時間などに、学園の学生たちとの交流の時間を設けていただきました。実際に安平町の子どもたちも最初は恐る恐るでしたが、段々と交流も深まり和気あいあいとした時間を過ごしていました。子供たちにとっても貴重な経験を提供することになりました。

英語の授業の様子
放課後に談話をしていました。

以上となります。

今後も、安平町での様々な取り組みご紹介したいと思います!!